ちょっといろんな人からいろんな話を聞いていて、まとめたいな、と思ったのでまとめてみます。
ためにはならずとも参考になればいいなーと思います。
一応ちゃんと、某芸大助教授やデザイン学校の関係者、学校の美術の先生から聞いたことなので大きく外れた話はないハズです。
- 試験
- 芸大→実技試験がある。これは多分、ある程度技術をつけた上で、もうひとつ上の技術をつける、という方針の下かと。あとは人数絞りももちろんあると思うけど^^;
専門→デザイン学校関係者にちゃんと聞いた話です。学校入ってから必要な技術だけを身につければ良い、という方針なので実技試験はない。要するにどれだけやりたい気持ちがあるか、が大事のようです。その代わり早く申し込まないと定員オーバーで入れない。 - デッサン
- 芸大→各芸大によって好みのデッサンがあります(これは学校の先生から聞いた話)。(たとえば、どこそこの大学は質感・ハッチング重視!どこそこの大学は空間・形重視!!とかだと思います。予想ですが)これは、どの受験生を受け入れ、どの受験生を切り捨てるかのボーダーラインを決めるためにしょうがないことなので、美大に入りたいなら早くどこの美大に入りたいのか決めて、その大学にあわせた作風にする必要があります。
専門→専門は上記でも書いた通り、将来働くのに必要な技術を身につけるところなので、デッサンが必須というわけではないようです。むしろ色彩センスとかの方が重視?関係者の方は「デッサンなんて仕事でそうそう使わないでしょ」とあっさりやんわりデッサンを否定してくださいました。ようは自分のセンスによって生み出された独自の世界観を表現する最低限の技術だけを学ぶ場所であり、デッサンは重視しないのです。話がずれました。 - 就職
- 美大→芸大助教授の話によると、「人と違う価値観や考え方をよしとするのが美大なので、そういう逸脱した考えを持った人間が実際社会で職につけるかどうかといえば難しい」とのことでした。どんなに名のある大学を出ても食べていけるとは限らないようです。
専門→就職が最終目標な専門学校。美術・デザイン系就職の際に必要なポートフォリオ(今まで自分が創った成果をまとめた作品集みたいなもの。俺作品まとめファイル)の材料・中身を授業中に作成します。美術・デザイン系以外就職する気がないなら専門の方が強いかと。学校自体がゲーム会社や広告代理店などの企業と提携してる場合も多い。
ざっとまとめました。この記事のみリンクフリーです。コメントもご自由に。
記事URL:http://xxx-8.razor.jp/boycott_acidgirl/diary.cgi?no=190
・MacのCMでおなじみのお笑いコンビラーメンズは多摩美卒
・国語便覧にも載っているBL作家(違う)の長野まゆみは女子美卒
・漫画家羽海野チカは工芸高校卒(美大の話書いてるけど高卒らしい)
・私の大好きなゲームクリエイタージスカルドは大阪芸大音楽科卒
・助教授が話していたことで一番忘れられない一言は「暗い人間じゃないと芸術家にはなれない」
Okamarble
漫画家・キャラクターデザイナーとして有名なokama氏のイラスト集。萌え絵師として名高いですが普通高校卒らしい。その独特の世界観とさわやかな色使いはもはや芸術の域です。
ふしぎの森のDob君
読んでないのに載せるのもどうかなと思いつつ・・・。やっぱり現代のジャパニーズアートを語るのには村上隆氏がいないとだめでしょ。
Monument for nothing
上野の森美術館で会田誠氏の絵を見たときの 衝 撃 。定まらない画風、オタク的なエロチシズム、一見手抜きのような作品・・・この人の手にかかれば全部アート。愛ちゃん盆栽恐い。「この世で1番美しいとおもうのはゴキブリ」と語る会田氏。それぐらい頭ぶっ飛んでないと芸術家として名を馳せることはできないだろうなーと思います。東京芸大卒・武蔵美講師。
季刊エス
すんごいプロ・アマの絵師が集う雑誌。メイキングもあってためになるけど、いつも立ち読み。高くて。。
Robot
すーぱーイラストレーター村田蓮爾氏責任編集の雑誌。フルカラーで超高いけどとても刺激になります。デジタルコミック多目ですがミギーさんのアナログ作品もあります。
たまに増えるかもしれない。
未承認 2013.03.01-23:45 Edit
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