だいぶ遅くなりましたがgaccoの講義を受講・修了したので感想をば。
目次
講義内容
ペット(愛玩動物)とそれを飼う人の関係についての講義だけれど…
まずこの講義では産業動物(いわゆる家畜)との関係については触れていません。
動物と人との絆による影響を具体的に示すデータが出てきますが、犬対ヒトのものが多く、猫対ヒトや鳥類対ヒトのものはほとんどありませんでした。
犬は集団で生活する動物であり、人をよく信頼し扱いやすいからデータの偏りが起こるのだろうと推測します。心理学や動物に関する実験・検査・統計などの情報に詳しいわけではないですが、中島先生が狙って犬に関するデータばかりを引用してきたわけではないでしょう。
ただ、やはり猫や他の動物のデータももうちょっと見たかったです。今後の研究結果に期待します。
難易度は高くない
毎週理解度確認クイズがありましたが、講義の難易度自体はそこまで高くないと思います。それでもクイズは講義をきちんと学習していないと正解を撮るのは難しそうです。
心理学の予備知識はなくても大丈夫
心理学に興味があるけど専門的な本は読んだことがない(雑学的な本を1冊かろうじて読んだことがあるだけ)というレベルでもついていけます。専門的な用語などが出てきてもちゃんと解説してくれます。
この講義をきっかけに自分でより知識を深めたいこともあるかも?
最後のレポート
最終レポートは、5つの問について一つのレポートについてまとめるというものでした。記入スペースは問ごとに別れていません。
相互採点方式で自分以外の人の書いたレポートを5つ読んで採点しますが、5つの問についてのまとめ方も人によってそれぞれでした。問ごとに段落を分けて書く人もいれば、読む側がどこからどこまでがどの問に関する内容かを考えて読まなければいけないレポートのものもありました。
ディスカッション1を見ると相互採点は好き嫌いが分かれているようでしたが、私は結構好きで勉強になりました。他の方の考えに触れることができましたし、自分のレポートのダメなところも見えました。
gaccoのシステム的なこと
ここから先は講義内容ではなくgaccoというシステムを使ってみての感想などです。
教材はダウンロードが可能
講義映像(mp4)、映像で使われているスライド(pdf)、講義内容の字幕(srtまたはtxt)などはダウンロードが可能です。講義映像はyoutubeを利用しているので、スマホなどでも見れます。
閉講後も教材の閲覧が可能
2016年3月27日に閉講しましたが、2016年5月9日現在、まだ教材の閲覧やダウンロードが可能です。閉講後も復習できます。ただし、いつ閲覧不可になるかわからないので繰り返し見たい場合はダウンロードしておいたほうが良さそうです。
修了証はpdfファイルが発行される
課題の得点率が設定されていた基準を超えていると修了証が発行されます。自分の名前と講師のサインが入ったpdfファイルです。2
ディスカッションは使いにくい
何回か書き込みましたが、独自のタグ?コマンド?があり、覚えられそうにありませんでした。普通に文字だけ書き込めれば良いような気がしますが、プログラミングの講義もあるようですし、そのあたりの兼ね合いで用意されているのでしょうか。
この講義を通して
久しぶりに勉強っぽいことをやったなーという感じでした。
また余裕があるときに別の講義も受けてみたいです。対面授業を受けられなかったので、次何かの講義を受けるときは利用したいです。
最終レポート作成途中で体調を崩して、明らかに失速・室が落ちてしまい相互採点でも問4以降が具体性に欠けるという評価になりました。こういうのも含めて学生時代を思い出します…。
あと意外と相互採点で皆さん優しく(ゆるめに)採点してくださって申し訳なかったです。自己採点も他の方のレポートの採点も厳し目にしてしまいました。
今後ひとと動物の心理学がまた開講される時、この記事が受講するかどうか考える材料になると良いなと思います。